
シリコンバレーに電車はないの?
シリコンバレーには、サンフランシスコまで行くことができるカルトレイン(Caltrain)という列車があります。
最初は乗り方が良くわからないと思うので、今回はカルトレインについて紹介します。
カルトレインの路線図
カルトレインの路線図は、公式サイトのこちらから確認できます。
カルトレインは、サンフランシスコからギルロイまでを結んでいます。



公式サイトに書いているZONEって何?



ZONEは料金に関係します!
カルトレインの料金
カルトレインの料金は、公式サイトのこちらから確認できます。
カルトレインの駅はZONEが決められていて、ZONEをどれだけ移動するかで料金が変わります。
- San MateoからRedwood Cityに乗った……ZONE1の料金
- San MateoからMenlo Parkに乗った……ZONE2の料金
- Redwood CityからMenlo Parkに乗った……ZONE2の料金
ZONEの境目の移動はちょっと損した気分です。
また、無人駅が多いので「料金を払わなくてもバレないんじゃ?」と思われるかもしれませんが、バレた場合は高額の罰金を払わなければいけませんので絶対に料金を払いましょう!
クリッパーカードやモバイルでも支払えます
クリッパーカードというSuicaのようなカードもあります。駅のセルフサービス機や薬局のウォルグリーンで入手できます。
クリッパーカードを使った場合はほんの少し料金が割引されます。
モバイルアプリでも支払い可能ですが、割引はないようです。
カルトレインの時刻表
カルトレインの時刻表は、公式サイトのこちらから確認できます。
路線は北へ行くかと南へ行くかだけなのでとてもシンプルです。
- ギルロイからサンフランシスコへ……Northbound
- サンフランシスコからギルロイへ……Southbound
本数について
本数は、日本の感覚からすればかなり少ないです。
特急がとまる駅で多くて一時間に3~4本です。また、南のほうの一部では一日に4本とかです。
しかも、ホームが急に変わることがあります。
一度、待っていたらいつもと逆のホームに電車が止まってしまって、周囲の人と一緒に踏切とホームを全速力で走って乗ったことがありました。ちなみに、周囲の人も戸惑っていたのでレアケースかもしれません。



うかうかしてられないね。
カルトレインの乗り方


まずはチケットを購入します。
こちらの券売機は「CLIPPER CARD MACHINE」なので、クリッパーカードを買ったりチャージしたりもできるタイプです。
左にあるのはクリッパーカードの残高を確認する機械です。
無人駅なので駅員さんはいません。


ホームへ行きます。
チケットの場合はそのまま所持していればいいだけです。
クリッパーカードの場合は、ピッとする機械がホームのそこら中にあるのでいずれかで一度タッチしてください。
タッチしたら、料金は最大ZONE分引かれます。着いた駅でまた機械にタッチすれば、余剰に払った料金が返金されます。


カルトレインの中はこんな感じです。二階席もあります。
自転車を置けるスペースがある車両やトイレがある車両もあります。


無事に目的地に到着しました。
サンフランシスコ駅で出るときも誰もおらず(有人のときもあります)
クリッパーカードの場合は、機械にタッチするのをお忘れなく。
カルトレインの治安
ホームレスやヤバそうな人が乗っているのは見たことがないので、サンフランシスコ内の公共交通機関よりはずっと安心して乗れます。
どちらかといえば人の気配が少なく、一車両に二、三人しか乗っていないということもよくあります。
まとめ:カルトレインで行動範囲が広がる!
カルトレインで行ける観光スポットとしては、パトアルト駅からスタンフォード大学まで徒歩で行けるのでおすすめです!


シリコンバレーからサンフランシスコへ行くのも楽々!
カルトレインで行動範囲が広がりますね。

