アメリカ駐在妻の滞在中のスマホSIM、どうすればいいのか迷いますよね。
日本の電話番号もキープしておきたいなぁ。
できるだけ安くすませたいね。
そんな方に向けて、アメリカでのデータ通信、日本の電話番号を保持する方法について紹介します。
特定の通信会社のSIMカードしか使えないようになっている端末を、他社のSIMカードを挿入しても使えるようにすること。
使っている通信会社によって方法は違うが、簡単にSIMロック解除できるので「○○ + SIMロック解除」で検索すれば、方法が出てきます。
※この記事は、2024年5月1日の情報を元に作成しています。
アメリカのSIMはTello Mobileがおすすめ!
アメリカのSIMはTello Mobileがおすすめです。
Tello Mobile はアメリカの格安SIMで、長期滞在する駐在妻にいちおしです!
- アメリカの電話番号が取得できる
- 価格が安い
日本語対応はしていないので、すべて英語で契約する必要があります。
Tello Mobile ならアメリカの電話番号が取得できる
Tello Mobile でアメリカ電話番号を取得できます。
アメリカは日本よりも電話番号が必要な場面が多いです。旦那さんが電話番号を持っていれば対応できるときもありますが、駐在妻も電話番号があったほうが便利です。
- サイト・アプリの会員登録やログイン
- 銀行・ガス・電気などの契約
- 友人やしりあいとの連絡交換
Tello Mobile は価格が安い
Tello Mobile の料金は、データ量と通話料で決まります。
通話なし | 100min | 300min | 500min | 無制限 | |
データなし | 契約不可 | $5 / 月 | $6 / 月 | $7 / 月 | $25 / 月 |
1GB | $5 / 月 | $6 / 月 | $7 / 月 | $8 / 月 | $25 / 月 |
2GB | $6 / 月 | $7 / 月 | $8 / 月 | $9 / 月 | $25 / 月 |
5GB | $10 / 月 | $11 / 月 | $12 / 月 | $13 / 月 | $25 / 月 |
10GB | $15 / 月 | $16 / 月 | $17 / 月 | $18 / 月 | $25 / 月 |
15GB | $20 / 月 | $21 / 月 | $22 / 月 | $23 / 月 | $25 / 月 |
無制限 | $25 / 月 | $25 / 月 | $25 / 月 | $25 / 月 | $25 / 月 |
最高でも$25を超えないようになっています。
あまり使わないなら、なんと$5しか費用がかかりません!
毎月プラン変更が可能なので、旅行に行く月だけデータ量を増やして対応することもできます。
\アメリカでお得にネット通信/
【参考】渡米直後は海外旅行用eSIMのAiraloが便利
参考として、海外旅行用eSIMの Airalo を紹介します。
Airalo は、以下の2点から長期滞在にはきびしいです。
- 継続的に利用する場合は Tello Mobile よりも使える日数が短いうえに高くなる
- アメリカでの電話番号が取得できないので、生活するうえで不便
それなのになぜ紹介するのかというと、渡米直後でまだ現地SIMを入手できていない時期に使えるからです。
渡米してしばらくは Airalo でしのいで、生活が落ち着いたらTello Mobile を契約する方法がおすすめです。
- 200国以上の国に対応
- 複数国で使えるSIMあり(アジア、北米、南米など地域で使える)
- グローバルSIMあり(全世界124か国で使える)
- グローバルeSIMでは、+43の番号が付与される通話プランあり
- もちろん日本にも対応(海外居住者の一時帰国などでも使える)
日本の電話番号保持の方法
海外駐在者は日本の電話番号保持についても考えなくてはいけません。
日本へ帰ったときに不便しないためにも、今まで使っていた日本の電話番号を保持したい人がほとんどでしょう。
また、海外にいても日本のSMS認証を使う機会があります。
- メールアカウントへのログイン
- 銀行へのログイン
- SNSへのログイン
日本の電話番号保持には以下の方法があります。
- 「電話番号保管サービス」
- 「格安SIM」
電話番号保管サービス
各キャリアには電話番号保管サービスがあります。
docomo | ソフトバンク | au | |
---|---|---|---|
保管期間 | 最長6年間 | 最長5年間 | 最長5年間 |
手数料(税込) | 3,850円 ※「ドコモオンライン手続き」での申込みは1,100円(税込) | なし | 3,850円 ※緊急通話停止から自動で移行された場合は、契約事務手数料は無料 |
料金(税込) | 電話番号保管…440円 / 月 メールアドレス保管…110円 / 月 | 429円 / 月 | 409円 / 月 |
紹介しておいてなんですが、電話番号保管サービスで電話番号維持をする方法にはデメリットがあるので、格安SIMを使うほうがおすすめです。
- SMSが使えない
- 一時帰国のときに日本で利用できない
格安SIMならSMSが使えて一時帰国でも利用可能です!
楽天モバイル
楽天モバイルは、海外駐在者がよく利用する格安SIMです。
なぜかというと、無料で2GBまで海外通信できるサービスがあるからです。
海外通信料が2GBを超えた場合は最大128kbpsになるので、高速データで利用したい場合は別途500円/1GBでデータチャージが可能です。
海外ローミングの設定さえすれば、アメリカでそのまま通信もできるのは便利!
楽天モバイルは、使った通信料によって自動で三段階の価格が決まるワンプランです。
3GBまで | 1,078円(税込) |
3GB~20GBまで | 2,178円(税込) |
20GB超過後 | 3,278円(税込) |
※家族割で100円 / 月の割引を受けることができます。
以前は「日本電話番号を保持するなら楽天モバイル!」という時期がありました。
しかし、最近では「povo」や「HISモバイル」のほうが安くなっているので、日本電話番号を保持するためという一点に絞って考えたら以前よりも地位が揺らいでいます。
それでも、無料で2GBまで海外通信できるのは魅力だね。
\無料で2GBまで海外通信/
povo
povoの基本料金はなんと0円です。
基本料金0円に有料のトッピング(オプション)を追加するサービスになっています。
povoのデメリットは、有料トッピングを180日以上しない場合、利用停止・契約解除となる可能性がある点です。
最も安い有料トッピングの「smash.使い放題パック(24時間)」税込220円を購入する場合、180日ごとに220円が必要なことになります。
180日ごとに有料トッピングを購入しないといけない手間がかかります。が、ものすごく安いですね。
忘れそうな人は要注意!
\基本料金0円/
HISモバイル
HISモバイルでは、自由自在プランの280円(税込)が最安です(100MB未満の月額)
初期費用に3,300円(税込)かかります。
また、HISモバイルは自動解約することはないと公式サイトに明記しているので、その点は安心ですね。
楽天モバイルやPOVOのように、利用の有無によって自動的に解約になることはありません。
https://his-mobile.com/support/faq/00287
ただし、ご利用がなかったとしても毎月の請求は発生いたしますので、ご注意ください。
\月額290円で自動解約なし/
【参考】ahamo
海外ローミングに強い格安SIMとしてahamoがあるので参考に紹介します。
ahamoには、20GBまで無料で海外通信できるサービスがあります。
そのため「これで決まり!」となりそうですが、そのサービスは15日間しか利用できません。
海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなります。本速度制限は、利用可能データ量を追加購入しても日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されませんので注意してください。
https://ahamo.com/services/roaming-data/index.html
15日経過後は送受信最大128kbpsの低速になって、日本でデータ通信を行うまで解除されません。
これは長期滞在する駐在妻にはちょっときびしいですよね……。駐在の場合は選択肢から外さざるをえません。
ahamo は短期の海外旅行や海外出張が多い方には超おすすめなので、海外とよく行き来する方は本帰国したあとに検討する価値は十分あります。
ahamoの料金プランは、わかりやすいワンプランです。
20GBまで | 2,178円(税込) |
20GBを超えたら1GBごとに550円で追加できます。
基本の20GBに80GBを追加して、4,950円(税込)で100GBを利用できるahamo大盛りオプションというサービスもあります。
\短期海外旅行、海外出張におすすめ/
結局、アメリカ駐在妻のスマホSIMはどうすればいい?
結局、アメリカ駐在妻のスマホSIMはどうすればいいのでしょうか。
おすすめの4パターンを紹介します。
- Tello Mobile + 楽天モバイル
- Tello Mobile + povo
- Tello Mobile + HISモバイル
- 楽天モバイルのみ
- Tello Mobile + 楽天モバイル
いざとなったら楽天モバイルの通信が使える
日本の電話番号維持だけならもっと安い方法がある
- Tello Mobile + povo
最も安く日本の電話番号を維持できる
180日ごとの有料トッピング購入を忘れると利用停止・契約解除となる可能性あり
- Tello Mobile + HISモバイル
自動解約される心配がない
初期費用がかかる
- 楽天モバイルのみ
アメリカSIMを契約しなくていいので安くすむ
アメリカの電話番号がない
データ量が基本的に2GBしかないのが不安(チャージは可能)
まとめ:駐在妻スマホSIMのおすすめは4パターン
この記事で紹介したサービスは以下の通りです。
アメリカ駐在妻のスマホSIMのおすすめは以下の4パターンです。
- Tello Mobile + 楽天モバイル
- Tello Mobile + povo
- Tello Mobile + HISモバイル
- 楽天モバイルのみ
参考になれば幸いです。