「海外ホテルの予約をしたいけど、全部同じに見えて何がどう違うのかわからない」
「海外ホテル予約サイトが怪しく見える」
そんな方に向けて、海外ホテル予約サイトの詳細と特徴をまとめました。
海外ホテルを予約できるサイトについて
海外ホテルを予約できるサイトは、以下のようなものがあります。
本社所在地 | グループ | 特徴 | |
Expedia | アメリカ | Expedia Group, Inc. | 世界最大級の宿泊予約サイト |
Hotels.com | アメリカ | Expedia Group, Inc. | 10泊ごとに1泊分のボーナスステイを獲得 |
Trip.com | 上海 | Trip.com Group Ltd. | 中国やアジア圏に強い |
Booking.com | オランダ | Booking Holdings Inc. | 世界最大級の宿泊予約サイト |
agoda | シンガポール | Booking Holdings Inc. | クーポン&割引料金のページがある |
KLOOK | 香港 | Klook Travel Technology Ltd. | KLOOKポイントが貯まる |
楽天トラベル | 日本 | Rakuten Group, Inc. | 日本会社の安心感、楽天ポイントが貯まる |
外資系サイトって英語を読まないとダメなの?
よくわからないところを見逃しちゃいそう……。
外資系サイトでも、上記のサイトは全て日本語対応しています。
サイトの上部にある言語選択マークで日本語を選べば大丈夫!
日本語だけでなく、何か国語にも対応しています。支払う通貨を選べる場合もあります。
海外ホテルを予約するときは、複数のサイトを見て情報を集めるのがおすすめ!
- 価格の比較
- キャンセルポリシー(いつまでキャンセル無料か)
- 決済方法(事前決済か現地払いかなど)
- 税込みか税抜きか
- リゾートフィーやサービス料、その他の税がかかるかどうか
- 駐車場料金がかかるかどうか
- 会員プログラムの特典
Expedia(エクスペディア)
Expedia(エクスペディア)はホテル+航空券のパッケージ予約に強い世界最大級のオンライン旅行予約サイト。
エクスペディア・グループはMicrosoftの一部門として設立された後に独立し、2006年には日本語対応サイトのExpedia.co.jpを開設した。
エクスペディア会員プログラムという会員ステータスがあり、Expediaを利用したことで得たポイントによってランクが決まる。ランクによって会員価格での宿泊や旅行特典(客室アップグレード、朝食無料、駐車場無料など)を受けることができる。
検索の絞り込み機能では「LGBTへの配慮があるホテル」「家族旅行向けのホテル」「介護動物の同伴可」「玄関スロープ(段差なし)」などで絞り込みができる。
Expedia(エクスペディア)とHotels.com(ホテルズ・ドットコム)・民博予約サイトのバーボ(Vrbo)は、3ブランド共通の会員制度「One Key」を提供すると発表しています。2024年から導入が始まるとのことなので将来的に会員プログラムが変更になる可能性が高いです。
Hotels.com(ホテルズ・ドットコム)
Hotels.com(ホテルズ・ドットコム)は、2001年にExpedia Group, Inc.の傘下に入ったオンラインホテル予約サイト。
他の海外ホテル予約サイトと異なる特徴は、Hotels.com™ リワードという10 泊するごとに1泊分のボーナスステイを獲得できるサービスがあること(検索画面でスタンプがたまる表示があるかチェック)。
過去にためたスタンプ 10 個分の宿泊料金の平均金額分を宿泊費にあてることができる。
適用するボーナスステイの金額が 1 泊分の宿泊料金に満たない場合は、差額をお支払う必要あり。また、 ボーナスステイの金額が宿泊料金を超える場合、ボーナスステイの残額は失効となる。
ボーナスステイ獲得だけでなく、スタンプをためた数で会員ランクアップして宿泊料金の割引や宿泊特典が受けられる。
検索の絞り込み機能はExpedia(エクスペディア)とほぼ同じで、その他のサイト構造も似ている箇所が多々ある。
Trip.com(トリップ・ドットコム)
Trip.com(トリップ・ドットコム)は、Trip.com Group Ltd.が運営するオンライン旅行予約サイト。2018年に正式に運営を開始した。
中国・上海に本拠地があり、香港・マカオ・台湾を含む中国圏に強い。最近では中国圏以外にもサービスを拡大しており、200カ国で120万軒以上の宿泊施設を提供している。
Trip.comの会員プログラムがあり、ランクによってホテル料金の割引や空港のVIPラウンジ利用無料が特典として獲得できる。
ホテルのほかに航空券や航空券+ホテルのツアーパックも提供している。
中国圏に強い!
- 香港・マカオ・台湾を含む中国圏に強い。
- 中国圏だけでなく、200カ国120万軒以上の宿泊施設を提供。
- 航空券の販売も行っている。
\ いつでもお得な料金で /
Booking.com(ブッキング・ドットコム)
Booking.com(ブッキング・ドットコム)は、オランダ・アムステルダムに本社を置く世界最大級のオンライン旅行予約サイト。
オランダで設立された後にアメリカ企業の買収などを経て、今日のグローバルな企業へと成長した。
Geniusというロイヤルティプログラムがあり、宿泊料金の割引やレンタカーの割引、宿泊特典(客室アップグレード、朝食無料など)が受けられる。例えばGeniusレベル2では特定プランでの朝食無料や客室アップグレードが特典として利用できる。
検索の絞り込み機能はバリアフリーについてかなり詳細に絞り込むことができる。また、近辺の観光スポットでも絞り込むことができる。
agoda(アゴダ)
agoda(アゴダ)はシンガポールに本社を置き、アジア圏に強みがあるオンライン旅行予約サイト。
2007年にアメリカの企業に買収され、そのグループの編成に伴い現在はBooking Holdings Inc.グループの一員となっている。
Agoda VIPというロイヤルティプログラムがあり、ランクによってホテル予約でメンバー料金割引を利用することができる。VIPプラチナム会員になれば最大25%OFFの特典が利用可能。
ヘッダーに「クーポン & 割引料金」のページがあるのがわかりやすい。また、航空券の予約も取り扱っている。
KLOOK(クルック)
KLOOK(クルック)は、アクティビティ・現地ツアーのオンライン予約サイト。
アクティビティ・現地ツアーがメインコンテンツで、海外のレジャーチケットが豊富に用意されている。ホテル予約も取り扱っている。
創立は2014年で、日本語ウェブサイトは2019年に開設された。日本でも訪日外国人向けに様々なサービスの市場を拡大している。
楽天トラベル
楽天トラベルは2001年に楽天によって開設されたオンライン旅行予約サイト。
ホテル数は少なめだが、有名ホテルや日本人に人気のあるホテルは掲載している確率が高い。
日本人に親しみある楽天グループのサイトであり、ホテル予約やレジャー予約で楽天ポイントがたまるのは大きなメリットがある。
海外のレジャーチケットも豊富に取り扱っているので、楽天ポイントをためたいときは利用するとお得。
まとめ:海外ホテル予約サイトを利用してみよう
この記事で紹介した海外ホテル予約サイトは以下の通りです。
それぞれのサイトに詳しくなって、利用について前向きに検討できるようになりましたら幸いです。
海外ホテル予約サイトを利用すれば、お得に旅行できる確率が高まります。ぜひ利用を検討してみましょう!