
幼稚園の送迎、どうしようかなぁ……。
幼稚園・子ども園の送迎に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
今回は幼稚園・子ども園までの送迎方法のメリットとデメリットを考えてみました。
幼稚園・子ども園の送迎にはどんな方法がある?
幼稚園・子ども園の送迎には、以下のような方法があります。
- 園バス
- 車
- 徒歩
- 自転車
その他、園まで距離がある場合は、電車や民間バスを利用する方法もあります。
幼稚園・子ども園の送迎を選ぶときのポイント
幼稚園・子ども園の送迎を選ぶときのポイントは以下のとおりです。
天候の悪い日でも送迎できるか
雨や雪の日でも安心して送迎できるかどうかは重要です。
徒歩や自転車だと安全面が不安な場合は、園バスや車での送迎が可能かを確認しておくと安心です。
預かり保育・幼稚園内の習い事をするときはどうするか
延長保育や課外活動がある場合、帰りの時間が通常と異なることがあります。
その際の送迎方法(親が迎えに行くのか、バスが使えるのか)を事前に確認しておくことで、急な対応にも困りません。
満三歳児クラスでも利用できるか
満三歳児クラスは、年少の前に入ることができるクラスです(満三歳児クラスから入園した場合は4年保育となります)
満三歳児クラスの入園時期は、幼稚園・子ども園によって異なります。
- 満三歳になる前の4月から入園可能
- 3歳になる月から入園可能
「3歳になる月から入園可能」の場合、園バスの空きがない場合は利用できないといった制限がある可能性があります。事前にチェックが必要です。
親が幼稚園・子ども園へ行くときはどうするか
保護者会や参観日など、親が園に行く機会は少なくありません。
園バスを利用したとしても園に行く機会は頻繁にあるので、園までの行き方や駐車場の有無はチェックしておくポイントです!
幼稚園・子ども園のバス通園
幼稚園・子ども園のバス通園は、多くの幼稚園で実施されている方法です。
バス通園のメリット
バス通園のメリットは以下のとおりです。
家の近くまで来てくれる
指定のバス停が自宅のすぐ近くにある場合、送迎の手間が大きく減ります。小さな子どもを連れての移動が少なくなるのは大きな魅力です。
幼稚園へ行かなくていい
送り迎えのために毎日幼稚園へ行く必要がないので、時間と労力の節約になります。下の子がいる家庭や共働き家庭にも便利です。
バスの時間分、親の自由時間が増える
例えば、自宅近くのバス停から園まで30分かかる場合、そのぶん親の自由時間が増えます。
バスの時間に寄りますが、その間に家事や仕事ができるのはありがたいです。
バス通園のデメリット
バス通園のデメリットは以下のとおりです。
バス代がかかる
月ごとのバス利用料が必要です。料金は園によって様々ですが、値上げ傾向にあります。
バス停メンバーで快適度が変わる
バス停で一家庭のみのピックアップか複数家族のピックアップかは、周囲に同じ園に通う子がいるかによって変わります。
バス停に集まる他の家庭との関係性が送迎の雰囲気に影響することもあります。良い関係が築ければ安心ですが、トラブルになることもまれにあります。
幼稚園の様子がわかりづらい
毎日園に行かないため、先生と顔を合わせる機会が減り、園での子どもの様子を直接知る機会が少なくなります。また、バスから降りたかなど心配になることもあります。
預かり保育・幼稚園内の習い事のときに利用が難しい
バスは通常の登園・降園時間にしか対応していないことが多いため、延長保育や習い事を利用する日は保護者が迎えに行く必要が出てきます。
バス運行のない長期休みにも同様の問題が出ますので、対応を考えておきましょう。
幼稚園・子ども園の車通園
幼稚園・子ども園の車通園は、遠い幼稚園にも通える選択肢を広めてくれる方法です。
車通園のメリット
車通園のメリットは以下のとおりです。
天候に左右されない
雨や風の日でも快適に送迎できます。特に梅雨や冬の寒い時期には大助かりです。
車通勤ならついでに送迎できる
保護者が車で通勤する場合は、通勤ルートの中で幼稚園に立ち寄れて効率的です。
車通園のデメリット
車通園のデメリットは以下のとおりです。
渋滞に巻き込まれる
登園時間は通勤ラッシュと重なることが多く、渋滞で遅れるリスクがあります。時間に余裕をもって出発する必要があります。
車の込み具合で園への到着時間にバラつきが出ます。
ガソリン代がかかる
毎日の送迎で少しずつガソリン代がかかります。距離がある場合や燃費が悪い車だと負担が大きくなることもあります。
幼稚園に駐車場がないことがある
園によっては駐車スペースが少ない、またはまったくない場合があります。その場合は周辺に一時的に停める場所を探す必要があり、不便を感じることもあります。
幼稚園・子ども園の徒歩通園
徒歩通園は、園とのつながりを感じやすく、柔軟に対応できる送迎方法です。
徒歩通園のメリット
徒歩通園のメリットは以下のとおりです。
お金がかからない
バス代やガソリン代が不要で、毎月の送迎にかかる費用を抑えることができます。
幼稚園の様子がわかりやすい
毎日園に足を運ぶことで、先生や他の保護者と顔を合わせる機会が多く、園の雰囲気や子どもの様子を把握しやすくなります。
ちょっとした会話で園の情報を知ることができます。
預かり保育・幼稚園内の習い事のときも変わらず送迎できる
送迎時間や方法をバスに合わせる必要がないため、延長保育や習い事の終了時間にも臨機応変に対応できます。
徒歩通園のデメリット
徒歩通園のデメリットは以下のとおりです。
身だしなみなどが気になる
毎日園へ行くことで他の保護者と顔を合わせる機会が増え、服装や見た目に気を遣う場面が増えることもあります。
園への送迎以外に予定がないときは、身だしなみが面倒になることがあるでしょう。
帰りにスッと帰れないことがある
お迎え時に「立ち話」「子どもが園庭で遊びたくなる」などが発生しやすく、思ったより時間がかかることがあります。
距離次第では大変
園までの距離が遠いと、子どもの体力や天候によっては負担が大きくなることも。下の子の同伴があるとさらに大変になる場合もあります。
幼稚園・子ども園の自転車通園
自転車通園は「機動力がある」「時間に余裕ができる」などの利点がありますが、安全性や天候への備えを十分に考えて選ぶことが重要です。特に長距離や坂道のある地域では、電動アシスト付き自転車があると安心です。
自転車通園のメリット
自転車通園のメリットは以下のとおりです。
園が遠くても送迎できる
徒歩では難しい距離でも、自転車なら比較的楽に移動できます。園が少し遠方でも、園バスを利用しないで送迎する選択肢が広がります。
子どもの歩く速度を気にしなくていい
小さな子どもは歩く速度が遅く、朝の登園時間が気になるところ。自転車ならその心配もなく、時間の管理がしやすくなります。
預かり保育・幼稚園内の習い事のときも変わらず送迎できる
バスの運行に縛られないため、帰りが遅くなってもそのままお迎えに行けて便利です。
車通園・徒歩通園と同じく、お迎え時間が変わっても方法に悩まず送迎できます。
自転車通園のデメリット
自転車通園のデメリットは以下のとおりです。
自転車がこけるなどの事故がある
子どもを乗せての自転車運転は、バランスを崩しやすく危険を伴います。
天候が悪いときは大変
雨や強風の日は運転が難しく、レインカバーなどの対策が必要です。
状況によっては徒歩や車への切り替えが必要になります。
初期費用がかかる
子どもを乗せられる電動アシスト付き自転車やチャイルドシート、レインカバーなど、揃えると数万円〜十数万円の出費になることもあります。
子ども乗せ電動自転車のおすすめ
子ども乗せ電動自転車を選ぶポイントはいくつかあります。
- チャイルドシートにヘッドレストがついている → 転倒時に子どもの頭を守る
- タイヤが小さめ → 重心が低くなり安定する
- 電動バッテリーの容量 → 子どもを乗せると重いのでパワーのある電動自転車がおすすめ
子ども乗せ電動自転車のブランドは、以下の2つが有名です。
- YAMAHA PAS babby(パス バビー)
- Panasonic ギュット




体験談:我が家はどうなった?
わが家が幼稚園選びで迷ったのは以下の2園です。
- 徒歩8分、完全お弁当、PTAあり
- 徒歩25分、完全給食、PTAなし
どちらも素敵な園でしたが、「給食だと朝から料理しなくていいの助かる……PTAないのも助かる……」ということで、遠いほうの幼稚園に決めました。
幼稚園選びは、通園方法以外にも異なるポイントがたくさんあってかなり迷いました。



登園方法は園バス利用!
今のところ一組だけのバス停だから毎日帽子マスク化粧なしで送ってるよ。



デメリットは?



園バス料金が高いのと、延長保育や長期休暇で預ける場合は送迎どうしようかな……自転車を買おうか検討中だよ。



どの方法もメリット・デメリットありそうだね。
まとめ:生活スタイルや園ルールにあわせて送迎方法を検討しよう!
幼稚園・子ども園は園によって細かいルールが異なります。
生活スタイル、さらに園ルールを確認して送迎方法を検討しましょう!